辞書と参考書(中三から高校生)
大修館の「ジーニアス英和辞典(第6版)」と桐原の「Forest(第7版)」をお勧めします。
電子辞書をメインの辞書として使うことには反対です。家庭では紙の辞書を使い、辞書に載っていないこと、表現、言い回しを余白に記入して”マイdictionary”を作りましょう。一度調べた語句、熟語、表現にマーキングしておくと次回簡単に見つけられます。調べる度に色やペンの種類を変えると調べた回数もわかり刺激になります。類似表現や掲載されていない表現は余白に追記しましょう。電子辞書にも同じ「ジーニアス」が入っていますので学校など携帯して使用するのに適しています。最新型の電子辞書にはマーキング機能やマイdictionaryの機能も追加されるようになりました。活用できる人はぜひ最大限に活用してください。私が言いたいのは、(紙の)辞書に何が書いてあるかをまず知ってください。単語の意味だけではないですよ。
どうしても電子辞書を使いたい人は、早く使い方をマスターしてください。少なくとも紙の辞書よりは早く探したい箇所(用例、熟語、成句など)にたどり着けるようになりましょう。
辞書は消耗品です。なるべく新しい辞書を使いましょう。親や兄弟の辞書なんてもってのほか。それはもはや古語辞典(用例、語法が古すぎ)です。できるだけ最新の版の辞書を使いましょう。
また背丈に合った辞書を選びましょう。小学生や(標準的)中学生が高校生用の(たいていは大学受験用)辞書を使用することは避けましょう。大は小を兼ねません。
「Forest」をきちんとやりきれば、文法に関しての不安はなくなるといって差し支えありません。基本事項をやらない人に限って文法が大変、よくわからない、と不安がります。やっていないのだから当然です。まずやるべきこと(基本事項の学習)をやりましょう。スポーツ同様基本が大事です。スポーツと同様に例外や特殊な事例もありますが、まずは基本をマスターしてからでだいじょうぶです。